『工芸 青花』第2号(新潮社より3月30日発刊)に江戸時代の縫い糸をご紹介いただきました。(タイトルは「昔の糸」です。)

工芸青花|kogei-seika – 新潮社 –
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本体となる素材段階の染織品が、衣服などの形状を成し得て完成品となるにあたっては、その縫製に適う縫い糸が使用されます。
縫い糸は華やかに目をひく刺繍とは異なり、表から見えないことが前提の脇役をつとめるものですが、本体と同様に時代の染めがほどこされていることにかわりありません。江戸時代の縫い糸が見せてくれる色彩には独特の深みと透明感があり、その色からは、草木や花のなごやかな気配が感じられるようです。
美しい染めの小品を、皆様に御覧いただけましたら幸いです。

*『工芸 青花』第2号につきましては当店にても販売させていただきます。
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