2022.12

  • 蓮の道草アップいたしました 2022年 除夜

     

     

    緑地無地絹 江戸時代 18-19世紀

     

    今年も間もなく暮れゆきます。

     

    先ほど、蓮の道草をアップいたしました。
    お暇なときにでも、御笑覧いただけましたら幸いです。

     

    どうぞ皆様暖かくされてお過ごし下さい。

     

    Please have a wonderful New Year!

     

     

  • 蓮の道草アップいたしました 横須賀美術館「 スカジャン展」へ

     

     

    横須賀美術館「PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展」

     

    蓮の道草アップいたしました。
    先日染織家の西川はるえさんと、12月25日までの横須賀美術館「PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展」を観てまいりました。
    お暇なときにでも、よろしければ御笑覧下さいませ。

     

     

  • 今日は冬至

     

     

    暮れの銀座 四丁目交差点

     

    今日は冬至です。一年で昼が最も短く、夜が一番長いのです。
    今朝の東京は雨降りだったこともありますが、朝7時前でもまだ暗さがありました。冬至が過ぎると少しずつ日が延びてゆき、二月の節分も過ぎると、太陽の光にだんだんと力がでてくるようになります。冬至を迎えると、いよいよ年の瀬といった気分になるもので、残る日にちを数えたりして、来る大晦日の除夜の鐘に想いを馳せるのです。

     

    私の所ではその時の風向きなのか、遠くから除夜の鐘の音が聞こえてくることがあります。耳を澄ませないと聞こえないくらいの、かそけき鐘の音です。聞こえてこない年もあるので、やはり風向きによるのだと思います。どこから届いている鐘の音なのか、未だにわからないのですが、耳を澄ませないと聞こえないということが、「音」の神秘性までも感じられたりして、除夜の晩は寒くて静かで、いろいろなものやことが闇の中に籠っているようで、やはりとくべつな時間なのだと思います。

     

    写真は先週の銀座四丁目交差点です。これからクリスマスになるので、夜の人出も多くなることでしょう。暮れの銀座は独特なムードに包まれていて、大通りはどこも華やかにライトアップされています。そしてクリスマスが終わった翌日は、街の様子は一気にお正月モードに切り替わる。その変わり身の早さに知らずしらずこちらも慣れてしまっていて、お餅を買ったりするのです。

     

    明日から今年最後の出張です。気持ちにぐっとくるような、美しい裂との出逢いがありますように。どうぞ皆様よい冬至の日をお過ごし下さい。

     

     

     

     

  • 益田間道 断片裂 Instagramにアップいたしました

     

     

    益田間道 断片裂 インド 18-19世紀

     

    Instagramに「益田間道 断片裂」をアップいたしました。
    小さな断片ですが美しく存在感があります。 どうぞ御覧下さいませ。

    写真の緑地無地木綿と白地無地麻(経糸緯糸おそらく大麻)の寸法は、下記のとおりです。
    3点の詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。

     

    益田間道 断片裂  御売約 *sold
    経緯絹絣 インド18-19世紀 
    幅17、8㎝ 長さ22、0㎝(最長)

     

    益田間道と呼称されるインドの幾何学文様絹経緯絣の断片裂です。傷んでいる部分がありますが、染め色の状態がとても良好で、小さくても存在感があります。ルーペで見ると、一本の絣糸に染まる様々な色たちの色相が本当に見事で 糸好き、裂好きとしては、ひとすじの糸も捨て去りたくない思いになります。参考資料、額装、小さな表具におすすめです。緑地無地木綿は重ねて染められた黄色が前面に感じられ、色味がとくにきれいな一点です。白地麻布は経緯おそらく大麻と思われます。

     

    緑地無地木綿  御売約 *sold
    江戸末19世紀
    幅32,0㎝ 長さ121,0㎝

     

    白地無地麻(経糸緯糸おそらく大麻) 御売約 *sold
    江戸末-明治19世紀
    幅33,7㎝ 長さ140,0 cm

     

     

    3点御売約となりました。
    ありがとうございました。

     

     

     

     

  • 蓮の道草アップいたしました 小湊鉄道 

     

     

    小湊鉄道  無人駅の上総久保駅に佇む大銀杏。

    蓮の道草アップいたしました。
    なかなか出掛けることができなかった小湊鉄道。 今年の秋こそ里山の無人駅に一本だけ佇んでいる、あの大銀杏に逢いに行きたいと思っておりました。 見事な色づきに間に合いました。
    お暇なときにでも小湊鉄道の記、御笑覧下さいませ。
    こちらは十一月に綴ったものです。

     

     

  • 師走 十二月

     
     

    茶地花蔓文様 ヨーロッパ更紗 19世紀

     

    十二月になりました。
    今年もとうとう年の瀬となり、一年のしめくくりのひと月です。
    師走の声を聞いてから急に気温が下がり始め、寒さがこれまでとは異なってきました。先日は京都の出張でしたが、京のみやこは空気がひんやりと冷え込んでいて、時折雪雲のような暗灰色の雲が北の空を覆っていました。日暮れ前に外気に当たると、雪雲めいた雲はもうどこにも見あたらず、路地を吹き抜ける冷たい風とお天気になった陽の光に、しんしんと深まる京都の冬を想ったものです。

     

    好きな季節が始まります。
    今月もどうぞよろしくお願いいたします。

     

    *こちらの更紗は御売約となりました。
     ありがとうございました。