2022.4

  • 竹屋町裂 商品紹介にアップいたしました

     

     

    竹屋町裂 江戸時代 19世紀

     

    商品紹介に竹屋町裂をアップいたしました。
    金という色の渋さの魅力がお伝えできるでしょうか。
    どうぞ御覧下さいませ。

     

    *こちらの商品は御売約となりました。
    ありがとうございました。

     

    *お知らせトップ画像は御購入いただきました
    お客様のご了承を得て掲載させていただいております。

     

     

     

     

  • 東京国立近代美術館 鏑木清方展へ

     

    没後五〇年 鏑木清方展 「築地明石町」

     

    早くも初夏を思わせるような陽気の日、鏑木清方展に行ってまいりました。
    全期間展示の「築地明石町」の美人画は、やはりとても印象に残る作品です。
    会場後半に展示されている、歌舞伎舞踊の「京鹿子娘道成寺」と「鷺娘」に取材した作品が興味深くあり、とくに「笠の曲」の場面を描いたものが素敵に思いました。

     

    東京国立近代美術館
    没後五〇年 鏑木清方展
    2022年3月18日(金)―5月8日(日)まで。

     

    写真は会場入口と皇居のお堀。
    最後の写真は、再び手元に来てくれた春蘭。
    どうか育ってくれますように。
    季節は日ごとに進みます。

     

     

     

    皇居お堀

     

     

    迎えた春蘭

     

     

     

     

  • 卯月 四月

     

     

    紫紋縮緬地雪月花弓矢文様刺繍裂 
    江戸後期 19世紀

    四月になりました。
    桜前線もしだいに北上してゆき、東京では桜の花びらが風に舞っております。 数日前の京都出張では、まだ七分咲ほどの桜も中には見られました。新幹線の車窓からは、そう高くない山々に点在する桜の花の景色が日本の素朴な春を感じさせてくれました。間近でみる桜よりも、遠くに煙るように見える桜のほうがお花見としては素敵で美しく思える、とか、あの山のどこかに春蘭が群生しているところがないだろうか、などと、ぼんやりとあれこれ想いながら、そのうちに寝入ってしまうのでした。春酣、季節の只中です。

     

    三月が思いのほか出先の用件が続き、仕入れた古裂を整える時間もなかなか取れずにおりました。商品紹介も少なかったと思います。申し訳ございません。 直接のお問い合わせを頂きまして、ご希望に合う店内の古裂をお奨めさせていただく形も少しずつ増えてきており、そのご対応もさせていただいております。お気軽にお問い合わせ下さいませ。長引くコロナの状況ですが、古裂の味わいをお伝えし続けるそのことを励みに、新年度をスタートいたします。
    木々たちの芽吹きも始まりました。
    今月もどうぞよろしくお願いいたします。