花菱亀甲文能装束断片裂
江戸時代 18-19世紀
裂のほとりⅦ「単色の美」「文様の美」の開催日が近づいてまいりました。
只今諸々の裂に囲まれて準備しております。先日、御来場に際しましてご留意いただきたい点をインスタグラムの投稿とホームページに掲載させていただきました。恐れ入りますが、御来場前に、必ずご確認いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。感染症防止対策により制限を設けさせていただき、皆様にご不便をおかけすることがあるかと思います。大変心苦しく恐縮でございますが、制限のある中にも少しでも愉しい古裂のひとときをお過ごしいただけましたら嬉しく思います。現況が続いておりますのでどうぞご無理のないよう、ご予定いただけましたら幸いです。
インスタグラムの投稿では後期「文様の美」のご紹介が終わりました。
文様の持つ意味合いの深さや面白さなどお伝えしきれておりませんが、よろしければ会場にて御覧下さいませ。残る会期までの間はインスタグラムにて「単色の美」をご紹介させていただきます。すべて自然光で撮っております。御覧いただけましたら幸いです。
*写真は江戸後期の能装束の断片裂です。9,0cm×10,2cmのごく小さなものですが、木賊色の地色がとても美しいです。「文様の美」にお持ちいたします。