2023.12

  • 蓮の道草 77 アップいたしました

     

     

    緑地一重蔓牡丹唐草文緞子裂 17世紀

     

    蓮の道草 77  アップいたしました。
    よろしければ、お暇な時にでも御覧いただけましたら幸いです。

     

     

     

     

  • 今年も暮れゆきます 2023

     

     

    緑地無地絹、縞・格子端裂 
    江戸後期~明治

     

    明日は大晦日となる本日、皆様もお忙しくお過ごしのことと思います。
    お知らせInformationのトップにも記させていただきましたが、本年の店舗営業はお蔭様で12月26日をもちまして無事終了いたしました。店を始めて30周年を迎えることができました今年は、店舗の移転とも重なり、また、十一月に開催いたしました「裂のほとりⅩ -表具裂展-」では展示会「裂のほとり」の十回を迎え、節目の年らしくいろいろと感慨深い一年となりました。9月に移転開店し、場所も新たになったとともに、御来店頂くお客様も、初めてお目にかからせていただく皆様にお越しいただいております。旧店舗の時はスペースの関係上、御予約頂く形を取らせていただいておりましたが、移転後の現在は、御予約なしで営業させていただいております。

     

    営業日カレンダーを皆様によく御覧いただいていることにも感謝申し上げます。仕入れの日取り、業者の交換会、古裂を整える作業のため、毎日の開店に至れなく申し訳ございません。お客様からわかりやすいとご好評をいただいております営業日カレンダーは、来年も置かせていただきます。お手数でございますが、御来店のご予定にご利用下さいますと幸いです。急な仕入れの際には、直前にカレンダーを変更させていただく場合もございます。恐れ入りますが、御来店前にご確認いただけましたらと存じます。

     

    そろそろ本日も暮れてまいりました。
    来年はどんな一年になるでしょうか。皆様のお探しの、お好みの、趣のある裂が、また、自分の励みとなるような裂が、私も探せますようにと思います。
    本年もお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。来年も皆様の御来店を、心よりお待ち申し上げます。
    皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

     

     

    画像の裂
    各裂 御売約となりました *sold
    ありがとうございました。

     

     

  • Happy Holidays ! 

     

     

    赤地小花文様ヨーロッパ更紗 19世紀

     

    Happy Holidays!!

     

    街中は、あちらこちらにクリスマスツリーが飾られていて、金銀のオーナメントがきらめいています。お知らせInformationのトップも華やかで可愛らしい、赤地小花文様のヨーロッパ更紗にいたしました。どうぞ御覧ください。

     

    東京は師走らしい寒さになりました。
    どうぞ皆様も暖かくされましてお過ごし下さい。

     

     

     

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    画像の裂 詳細はお問い合わせください。

    *12月24日(日)は今年最後の出張になり、終日ご連絡が取りにくくなるかと思います。
    申し訳ございません。ご了承下さい。

     

    赤地小花文様ヨーロッパ更紗 19世紀
    25,8cm × 34.0cm (最長)

     

     

     

     

  • 今日は冬至 2023

     

     

    黄地無地絹裂 江戸期奉納裂裏から採取
    江戸後期 19世紀

     

    今朝お椀に、少しだけ上等の削り節と真四角い塩昆布、そこに刻んだ柚子の皮を入れて熱いお白湯をはりました。香りから、お正月が近いことを想う。

     

    今日は冬至。
    日々を、太陽を想う。

     

     

     

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    画像の裂 詳細はお問い合わせください。

     

    こちら御売約となりました *sold
    ありがとうございました。

     

     

     

     

  • 丹波布をアップいたしました

     

     

    丹波布 江戸末ー明治初 19世紀

     

    商品紹介に画像の丹波布をアップいたしました。
    浅葱色が爽やかな丹波布です。どうぞ御覧ください。
    価格はお問い合わせください。

     

    こちら御売約となりました。 *sold
    ありがとうございました。

     

     

     

     

  • 師走 十二月

     

     

    銀座・和光のメインショウウィンドウディスプレイ

     

    師走も半ばとなりました。
    師走という言葉を聞くと、暮れの凍てつく寒さの晴天の夜空、そこに真白く煌めく星々のまたたきが想われます。子供の時の思い出で、ある年の大晦日に見た星空の記憶が浮かんできます。昔は空気がきれいだったからなのか、星の光は今よりもう少し大きく見えていたような気がしています。間もなく年が明けるといった時刻は氷点下ほどの冷え込みで、父と手を繫いで家路を急いだ時の、昔の大晦日の星降る夜の思い出です。

     

    師走というので、東山魁夷の「年暮る」の写真を窓辺に置きました。瓦屋根に降りつもる雪に夜半の静寂。暮れゆく時間と新たな年を迎えようとする除夜の静けさが伝わってきて、この画に籠められた東山魁夷の想いの表れに、何か一冊の本を読んでいるような、そうした気持になるのです。

     

    銀座の街はクリスマスムードに彩られ、この時季街ごと華やいでいます。画像は銀座四丁目交差点の和光のメインウィンドウディスプレイです。十二月二十五日までのこのディスプレイのテーマは「炎」とのこと。一人ひとりの心に燃える、決して消えない「炎」を表現しているのだそうです。バックに流れている時を刻むイメージの音楽もよく、今年このディスプレイは素敵です。

     

    これから次第に気忙しくなってまいります。どうぞ皆様お気をつけて、よい師走をお過ごし下さい。残る今月もどうぞよろしくお願いいたします。