2024.11

  • 【特集の日】-クリスマスによせて-を行います

     

     

    【特集の日】ークリスマスによせてー
    12月12日(木)~14日(土)店舗にて

     

    12月に店舗にて、【特集の日】-クリスマスによせて-を行わせていただきます。

    期間中、店内にクリスマスらしいカラフルな色合いの古裂が並びます。
    素敵なはぎれをお探しいただけるかと思います。
    今年も暮れゆく師走のひととき、どうぞ皆様、ぜひお運び下さいませ。
    皆様の御来店を、心よりお待ち申し上げます。

     

    *こちらの詳細を「展示会Exhibition」の頁に掲載いたしました。どうぞ御覧下さい。展示会ではありませんが、項目をこのカテゴリーにまとめております。

     

     

     

     

  • いよいよ明日、「裂のほとりⅪ -表具裂展2-」開催いたします

     

     

    縹地立涌唐草花鳥文板締裂 19世紀か

     

    いよいよ明日、「裂のほとりⅪ -表具裂展2-」を開催させていただきます。

    愉しい古裂がいろいろとございます。

    明日はお天気もよさそうです。

    秋の一日、古裂のひと時をお愉しみいただけましたら幸いです。

    展示会に関する詳細とご連絡は、「展示会Exhibition」頁を御覧下さい。

    皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

     

     

     

     

  • キャプションを変更させていただきました 「茶地蓮葉文様錦裂断片」

     

     

    茶地蓮葉文様錦裂断片 室町時代 15-16世紀

     

    画像の裂を「茶地花唐草文様錦裂断片」と表記しておりましたが、こちらの文様は花唐草ではなく、蓮葉であることに気が付きました。裂にわずかに見える花部分には、蓮の花が持つ花托も確認いたしました。本来でしたら蓮花文様とするところですが、蓮葉の部分が残されている裂ですので「茶地蓮葉文様錦裂断片」と表記を変更させていただきます。訂正してお詫びいたします。
    室町時代の小さな蓮葉と蓮花の表現を、会場でぜひ御覧下さい。こちらは文様としても小ぶりなものと思われます。

     

     

     

     

  • 霜月 十一月

     

     

    黄地牡丹に唐子文様錦裂 
    中国 18世紀と思える

     

    十一月になりました。
    いよいよ展示会「裂のほとりⅪ -表具裂展2-」をまもなく開催させていただきます。
    展示会準備のため、店舗をひと月と長くお休みをさせていただき、ご不便をおかけいたしまして大変申し訳ございません。展示会に関しましていろいろとお問い合わせを頂き、誠にありがとうございました。ご予約制ではありませんのと、小さな裂も並べますので、ぜひお気軽にお運び下さいませ。なお、展示会についてのご連絡事項など詳細は、「展示会Exhibition」ページをご確認いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

     

    このひと月の間、とにかく裂にまみれており、現在も裂を整える作業を続けております。こういう裂もお使いいただけるだろうか、この質感でもお選びいただける裂だろうかと、独り言を言っています。裂の感触、色彩の調子、ルーペの世界… 裂との対話というとオーバーなのかもしれませんが、やっぱり裂を見続けるしかありません。また、古い裂は大きさのあるものが出にくくあり、サイズが足りないことも多いかと思います。しかし裂は本当に無くなってゆきます。何かにお使いになる時に、お手元にある裂の中から多少選ぶこともできますように、琴線に触れる裂を少しづつ集められておくこと、ご自身の参考資料をお持ちになってゆくことは、骨董の中でも裂の分野ではほんとうにだいじになってまいります。古い裂の趣や味わいを少しでもお伝えさせていただけますよう、小さくても魅力のある裂を取り扱ってゆければと思っております。

     

    展示会まであと少しです。どうぞ皆様とお目にかかれますように。
    今月もどうぞよろしくお願いいたします。