2021.10

  • 「単色の美」「文様の美」会場風景アップいたしました

     

     

    裂のほとり Ⅶ  
    前期「単色の美」会場風景

     

     

    前期・後期にて開催

     

     

    「展示会/ Exhibition」の「単色の美」「文様の美」のそれぞれに会場風景をアップいたしました。よろしければ御覧下さいませ。「展示会/ Exhibition」はトップページのメニューから御覧いただけます。

     

     

     

     

     

  • 「蓮の道草」にアップいたしました

     

     

    緑地紬裂 江戸時代 19世紀

     

    「蓮の道草」に “「単色の美」「文様の美」無事に終了いたしました” をアップいたしました。
    よろしければ御覧下さいませ。

     

     

     

     

     

  • 神無月 十月

     

     

    秋の風景 金木犀

     

    十月になりました。
    前期・後期にて開催の展示会「裂のほとりⅦ」がお蔭様をもちまして二日(土)に無事に終了いたしました。翌日三日(日)が搬出日でしたが、その日会場で作業をしながら、この空間で過ごさせていただいた一週間という時間を振り返っておりました。こちらにつきましては別のDiaryに記すことにし、この十月も身近な自然から深まりゆく秋を感受したいものです。近くの神社の塀の所には、つやつやとした椎の実が落ちていましたし、通りがかりの植え込みには金木犀の花が咲いていました。

     

    写真がその花ですが、この金木犀、夕方に通りかかったときは、こんなに近くても香りがほとんどせずに不思議に思ったのですが、翌日の早い午前中に通りかかると、芳しい郷愁を誘うあまい香りが辺りを取りまいておりました。いつか、梅の花で同じようなことを感じたことがあったのですが、植物は一日の時間の中で、自らの花の香りを動かすものなのでしょうか。蜂などの虫の活動と関係するのでしょうか。時間も、花の香りも、自然界の色彩も、どれも在るものはみな移ろいます。海もそうですね。浜辺にいると、とても「時間」のことが思われます。遠い沖から打ち寄せてくる波は、まさしく目で見る時間に想われます。こんなことを書いていると、秋の海に行き、アイスクリーム片手に浜辺を歩きたくなってきます。海は秋、冬がいいのです。

     

    11月は「裂のほとりⅧ」、いよいよ金沢展です。 思いがけず金沢以外のおところからお問い合わせと御来場のご予定を多く頂いており、嬉しさとともに気持ちの引き締まる思いでおります。ささやかな店の当店ですが、皆様に少しでも古裂の味わいを愉しんでいただけますよう、御覧いただきたい古裂をたずさえて参ります。ちいさな可愛らしい古裂も準備してまいります。
    今月もどうぞよろしくお願いいたします。

     

    *別のDiaryではなく、蓮の道草のほうに “「単色の美」「文様の美」無事に終了” の散文をアップいたしました。
    よろしければ、お暇な時にでも。

     

     

     

     

  • 後期「文様の美」はじまります

     

     

    白地花入り蜀江文様更紗 
    明治 19世紀

     

    本日より 裂のほとりⅦ 後期「文様の美」を開催いたします。
    今展では「文様」の存在に焦点をあて、魅力的な文様とその表現をご紹介いたします。どうぞご無理のないよう、御覧いただけましたら幸いです。
    会場に様々な文様が集まりました。写真の白地花入り蜀江文様更紗もお持ちしております。