2023.4

  • 白地小花文様紙衣解き をアップいたしました

     

     

    白地小花文様紙衣解き 江戸時代 19世紀

     

    商品紹介とInstagramに「白地小花文様紙衣解き」2点をアップいたしました。
    江戸期の紙衣から解かれたものでしょう。渋さの美、文様の美が感じられます。
    この分量の紙衣解きはなかなか出逢えず貴重です。どうぞ御覧下さいませ。
    価格・詳細はお気軽にお問い合わせください。

     

    白地小花文様紙衣解き 1 *sold 
    白地小花文様紙衣解き 2 *sold

     

    こちら御売約となりました。
    ありがとうございました。

     

     

     

     

  • 瞬く間に

     

     

    茶地牡丹菊梅文様銀襴 江戸後期 18世紀

     

    今月もご予約御来店いただき、Webサイトを御覧下さいまして、誠にありがとうございました。この四月はいつにも増して時間が早く感じられ、瞬く間に月末となってしまいました。毎月の中のいくつかの交換会、出張、裂々の作業、その他諸々を詰め込むひと月は、いつも十日を過ぎる頃から時間が加速してゆくように思われます。このところのあわただしさからInstagramを開けることがお留守になっております。どうぞお許しください。準備していた商品紹介も、追ってご紹介させていただく予定です。

     

    今年は開店三十周年となる節目の年になります。いろいろと忙しくなってまいりますが、これからも変わりなく 古い染織品の世界をみつめてまいります。
    まもなく五月です。

     

     

     

     

  • 浅葱地鳳凰花唐草文様更紗 をアップいたしました

     

     

    浅葱地鳳凰花唐草文様更紗 江戸後期 19世紀

     

    商品紹介とInstagramに「浅葱地鳳凰花唐草文様更紗」2点をアップいたしました。
    ほのかな浅葱の地色と異国情緒ある文様の黄土色とがやさしく溶け合う、とても雰囲気のよい堺更紗です。どうぞ御覧いただけましたら幸いです。
    価格・詳細はお気軽にお問い合わせください。

     

    浅葱地鳳凰花唐草文様更紗 1 
    浅葱地鳳凰花唐草文様更紗 2 

     

    こちら2点 御売約となりました *sold
    ありがとうございました。

     

     

     

     

  • 卯月 四月

     

     

    京都にて 春酣。

     

    白川の川べり。

     

    四月になりました。
    東京の桜は風に舞い、これから青葉の季節へと移ろいます。通りの木々たちも小さな緑の葉を日ごとに繁らせ、来る初夏の日射しに備えているようです。
    前の日の夕方に見上げた月が、昨夕はもっと丸みを帯びた形になっており、刻々と時は移ろうているそのことを、心に刻み直して今を想いました。まだ空は蒼く、月が白く透きとおっている時のこと。花冷えのひんやりとした夕風に先を急ぎながら、「清明」の言葉を思い浮かべました。

     

    写真は出張先の京都にて。ふんわりと咲く枝垂れ桜と白川の川べりに咲く白い花。日常に見られる風景にこそ、静かで平和な時間が在るように思います。ふんわりと花咲く枝垂れ桜も、ひなたに群れる白い花も、自分がこんなに可憐な佇まいであることを知っているのだろうかと思います。日本各地、花の季節の只中です。皆様どうぞよい四月をお過ごしください。
    今月もどうぞよろしくお願いいたします。