
山種美術館 開館55周年特別展
上村松園・松篁 ー美人画と花鳥画の世界ー
蓮の道草64 山種美術館特別展 上村松園・松篁
-美人画と花鳥画の世界- によせて をアップいたしました。
お暇なときにでも御笑覧いただけましたら幸いです。
写真は二月の中頃のもの。
奥村土牛ゆかりの美術館入口の枝垂れ桜は、まだ固い花芽でした。
こちらの開花は今春初めてのお披露目となります。
この枝垂れ桜に幸あれ。
蓮の道草64 山種美術館特別展
上村松園・松篁 -美人画と花鳥画の世界- によせて アップいたしました
2022.3.26
山種美術館 開館55周年特別展
上村松園・松篁 ー美人画と花鳥画の世界ー
蓮の道草64 山種美術館特別展 上村松園・松篁
-美人画と花鳥画の世界- によせて をアップいたしました。
お暇なときにでも御笑覧いただけましたら幸いです。
写真は二月の中頃のもの。
奥村土牛ゆかりの美術館入口の枝垂れ桜は、まだ固い花芽でした。
こちらの開花は今春初めてのお披露目となります。
この枝垂れ桜に幸あれ。
商品紹介にアップいたしました 金地酢漿草文様唐織
2022.3.18
金地酢漿草文様唐織
商品紹介に金地酢漿草文様唐織をアップいたしました。
傷みがありますが酢漿草(かたばみ)文様が雅やかで、見どころのある作品です。
どうぞ御覧下さいませ。
空色のいぬふぐり
2022.3.18
空色のいぬふぐり。
冬枯れした草の間に咲く空色のいぬふぐり。
この姿を見ると 子供の頃の気持ちが心に帰ってきて
土ごとさらいたくなる。
まだ木々たちが芽吹かない
あの雑木林を歩きたくなる。
ひな祭りの日に
2022.3.3
狂言装束半袴残欠 麻
江戸後期
江戸時代の植物からの色いろを傍に置いて
迎えた春を引き寄せたい思い。
潤むような藍の色の このひとひらの裂の中に
幾つもの美しい日本の色名が潜んでいるのだと思う。
ひな祭りの日に
裂
狂言装束半袴残欠 麻
江戸後期
弥生 三月
2022.3.2
単色の裂地 絹・麻
江戸時代 19世紀
三月になりました。
明日は早くも桃の節句、ひな祭りです。三月はひなの色の古裂を取り合わせて、身近に置いて愉しみます。江戸時代の草木からの色を傍に置き、迎えた春を引き寄せたくなるような、そんなふうな思いです。古い裂は美しい染め色ばかりではなく、その独特の質感にも魅力があります。写真の江戸時代の絹と麻も、古い裂特有の質感に色彩を見せて今の季節を彩ってくれます。
先日の京都出張では、花芽をたくさん付けた路傍の枝垂れ桜の枝先に、枝と見まがう蓑虫がひっそりと下がっていました。日常の時間、日当たりのよい道で見かけた静かな光景に、平和を願い、祈りました。
今月も趣のある古裂をご紹介させていただきます。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。